あての無い道

日々の出来事や旅行、ドライブについてあても無く並べていきます♪

明治の時代に生まれた長崎の水瓶 本河内低部・高部ダム

梅雨の長崎

半日だけ時間が空いて暇を持て余したので、路面電車に乗ってぷらぷら

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やってきたのは蛍茶屋支線の終点、「蛍茶屋」電停

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坂の街、長崎を登ったところにある終着駅

ここから、少し歩いてさらに登って行きます。

 

この日は梅雨の曇り空、と言えど蒸し暑く坂道を歩くには少し暑い

汗を拭きながら国道沿いを登ります。

 

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目指すのはダム

そして登っていて気がつく、いま下に見えている川の先にダムがあるということは、登りすぎてます・・・

 

脇道でくだってからさらに住宅街を進んでいくと

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突如として石張りの壁が現れます。

そこまでマニアックでは無いにしても、そこそこの数のダムを見てきましたがこんな立地にあるダムは初めて^^;

 

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広場の目の前にダムの堤体が鎮座しています。

大量の水がせき止められている目の前に、住宅街が広がるなんてなんとも不思議な条件です。

 

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見た目にも重厚な石張りのダム

実際の堤体重力式コンクリートダムなので、化粧に貼ってるのでしょうが古いこの時期のダムではこれがスタンダードだったのでしょうか?

 

長崎市水道第一回拡張事業

明治34年(1901年)に第一次長崎水道拡張事業として、近くにある「西山ダム」とともに建設されたダムで、重力式コンクリートダムとしては日本で2番目に古いダムです。

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ダムの中央に備えられたトンネルは、送水管と管理用の通路です。

扁額には「水早無増減」と記されており、「絶える事のない正常の水源」なのだそうです。

 

広場から天端を目指して登っていくと、古い?導水路を発見

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草が生い茂っており、最近は越流していない様子。

 

防災の一翼を担うための保存工事

昭和57年に長崎を集中豪雨が襲い、しないに甚大な被害が発生しました。

このため、長崎水害緊急ダム事業として洪水調節機能を備える為に付近のダムを改築し治水対策が行われました。

 

この本河内低部ダムは、歴史的ダム保全事業の一環として土木構造物の歴史的価値に配慮し、既存の堤体をできるだけ保全した状態で治水機能が備えられる工事が実施されました。

その為、おそらくこの越流式の導水路は今は使われていないのでは?と感じたのです。

 

では今はどこに治水機能が備わっているの?

 

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この日本のダムではなかなか見ない形の構造物

俗にいう「ダム穴」、グローリーホールが洪水吐となっています。

ここが日本初の「竪坑型トンネル式洪水吐」と呼ばれる方式を採用したダム。

ここから水が吸い込まれて・・・

 

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この写真の左端に写っているコンクリートの構造物、「吐け口」から水が放流されています。

しかし、天端から下流を眺めると本当に住宅地となっていて不思議な景色・・・

 

改築工事は堤体本体にも施されており

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上流側のこの段付き部分が新たに増し打ちされた部分です。

 

さて、一通りダムの観察が終わったらさらに上流を目指して歩いて行きます。

 

国道からもしっかりとダムの堤体が拝めます。

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こちらからだと色の違いがはっきりと見えるので、改築されたことが一目瞭然

 

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グローリーホールもしっかりと上から見えます。

綺麗な形ですねw

 

 

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大汗をかきながら坂道を登っていくと、次の目的地に到着

 

日本最初のダム式水道 本河内高部水道施設

この柵の向こうは水道施設

横浜、函館に次ぐ日本で3番目の近代水道を担った本河内高部浄水場です。

 

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少し登るとダムの堤体が見えてきます。

低部ダムのコンクリート造りに比べると優しい見た目の「アースダム」

こちらも明治24年に完成した100年の時を超えたダムです。

ちなみに近代土木遺産にも指定されているようです。

 

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ダムに到着すると広場が広がっています。

 

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妙に綺麗な竣工記念碑

実はこちらも低部ダムと共に治水機能を追加するための改築工事が施されています。

 

しかも低部ダムよりも大胆に・・・

実は、この広場は低部ダムを改築する際に出た残土

 

高部ダムの改築は、アースダムの上流側に新たに重力式コンクリートダムを増築するというもの、この広場はアースダムと新しいダムとの隙間に新たに作られた空間なのです。

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改築の際に撤去された古いダムの水道施設は、広場に展示されています。

上の写真の煉瓦造りは「導水隧道」

取水した水を浄水場まで送る設備でした。

2枚目の写真は取水塔の頂部

 

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さて、新しいコンクリートのダム堤体を眺めながらスロープを登って天端へ移動

 

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こちらの景色は至って普通のダム湖の景色でした。

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下流側は広場の先にアースダムの堤体を望み、浄水場の建物が見えます。

低部ダム同様にすぐに住宅地が迫っており、やはりダムからの景色としては不思議な光景。

 

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こちらのダムは自然越流式の洪水吐

 

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アースダムの脇を導水路が続いています。

 

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こちらの天端の端部に新しい銘板が取り付けられていました。

 

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アースダムを横から眺めながら帰路につきます。

 

 

長崎のダムカードは、市内にある「振興局 河川課」で一括配布されています。

ダムに行った証明になる写真を持って訪れると配布してくれます。

これがダムから地味に遠いのです。

蛍茶屋電停から再び路面電車に乗り込み、ほぼ反対の長崎大学近くの振興局へ

 

バリバリの事務所に恐る恐る入って行き・・・

 

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無事にダムカードをゲット

高部ダムも新しい堤体が基準なので、印は「G」

 

 

かなり汗をかきましたが、良い運動になった暇つぶしとなりました。

 

九州は熊本の石橋だったり、今回の明治のダムだったりと至るところに古い構造物がそのまま保存されてることが多いように思います。

先人の想いが詰まった構造物を、大切にする風土が九州にはあるのでしょうか。。。

奇跡の清流! 仁淀川を散策

四国の清流

と聞いて、単純に思いつくのはやはり「四万十川

そして四国では最も流域面積の大きな川である「吉野川

 

四国で三番目の川として、今回散策してきた「仁淀川」が挙げられます。

 

  • 水質は全国1位を記録!

この仁淀川、過去に日本で一番綺麗な川に輝いたこともあり、非常に綺麗な水なのです。

中でも、「仁淀ブルー」として知られ、川底まで深く透き通るコバルトブルーの渓谷は非常に美しいとされています。

 

今回、時間の制約もあったので「仁淀ブルー」でも代表的な2つのスポットを巡ってみました。

 

高知市内から車を走らせること1時間

 

まずは、高知市内から国道を使って「いの町」を目指します。

市内を抜けると次第に山間に差し掛かり、仁淀川と並走を始めます。

 

仁淀川の本流と別れ、「道の駅 633美の里」を過ぎて少し走ると目的地に到着します。

カーナビなどで目的地設定する場合は、「グリーン・パークほどの」がおすすめです。

 

仁淀ブルーな滝壺 にこ淵

点在する駐車場に車を停めて、少し坂道を歩いていくと「にこ淵」への入り口に差し掛かります。

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ここで注意!

・ここは地元の方々に大切にされている神聖な場所

・間違っても「サンダル」「ハイヒール」などは禁物!結構険しいです!

・手が汚れるのが嫌いな人は、軍手を持参しましょう!

 

注意事項が入り口に記されているので、マナーと決まりごとを守って絶景を楽しみましょう。

 

ということで、早速滝壺へと降りていきます。

 

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序盤の道はこんな状態

まだ、スニーカーでなくとも歩ける状況ですが・・・

 

続いて現れるのは、鎖の手すり付きの急な階段

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これ、晴れの日が続いて乾いていれば良いのですが、少し濡れているとなかなかに滑って怖いのです。

落ち着いて1段1段降りていくと、次は行く手を阻む切り株の登場

 

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ここをクリアすれば、あとは急な階段を下るだけ!

 

すると、流れ落ちる水の音と共に目の前に息を飲む絶景が広がります。

 

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訪れた時間は午前中

この「にこ淵」が仁淀ブルーと呼ばれ最も青く輝く時間帯は太陽が高い位置から降り注ぐお昼すぎの時間帯と言われています。

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この時間は人がいっぱい居るだろうと避けていたので、正直そこまで青い水は拝めないと思っていましたが、想像以上に青いものでした。

 

この日の午前中は日曜日でも人が少なく、しばらくぼーっと見ていてもほとんど人が来ないので、かなりゆっくりと雰囲気を楽しめました。

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滝壺から流れ落ちる先はゴツゴツとした岩がたくさん

 

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 流れ落ちる水の音と、青く澄んだ水を見ていると時の経過を忘れてしまいます。

 

綺麗な水に癒されたら、次の目的地へ向かいます。

 

来た道をしばらく引き返して、再び国道439号を西へ走ります。

長いトンネルを抜けると、「安居渓谷」の案内があります。

ここも仁淀ブルー観光には欠かせないスポットですが、時間の都合で今回は断念・・・

 

向かった先はさらに西にある「中津渓谷」

古くから知られる景勝地で、渓谷美がとても魅力的な場所です。

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ここから長い遊歩道が始まります。

 

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入り口の脇から覗くと、もう青い!

かなりの透明度です!

 

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遊歩道はこんな感じでかなりアドベンチャーしてます。

さらに登っていくと、階段の連続でそれなりに体力が必要です。

 

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遊歩道沿いには七福神が・・・

 

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どこを取っても青く澄んだ水。

 

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さらに奥地へ

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この先には雨竜の滝など見所がたくさんあります。

が・・・、私は時間の都合でここまで・・・

いつかまた来る機会があれば、再チャレンジしてみたいものです・・・

 

 

と、どこをみても綺麗な仁淀川

国道沿いを走っていると、道に寄り添うように仁淀川が見えるのですが、

ちょっと降りれる場所を発見して水辺で動画を撮ってみました。


清流 仁淀川

 

あまりの綺麗さに勢い余ってスマホを水の中に入れてしまいましたw

流石に川として流れているからか、中津渓谷やにこ淵ほどの透明度は無いようですが、それでも泳いでいる魚が見えたりと普段東京で荒川や中川を見ている私にとっては奇跡的な透明度でした。

 

 

ちなみに、これほどの透明度を誇る仁淀川ですが割と上流に立派なダムがあったりもします。

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高知県を代表する奇跡の清流「仁淀川

高知市内からそれほど離れていないにも関わらず、秘境を味わえる良いスポットでした。

東京ゲートブリッジを望む! 若洲公園サイクリングロード散策

天気の良い日に、ちょっと気になっていた公園のサイクリングコースを散策に行ってみました。

 

お台場のお隣、新木場からちょっと海よりに出て行くと特徴的なトラスの東京ゲートブリッジを望む海浜公園の「若洲公園」にたどり着きます。

 

ここにはバーベキュー場や、海釣などの他に一周約6kmほどのサイクリングコースが用意されています。

こんな海っぺりの公園、きっと自転車で走ったら気持ちが良いに違いない!

 

ということで、新木場方面から工場地帯を走りながら公園へ

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この日は最高に風が強かったので、ミニベロで走っていると横風でかなり吹き飛ばされます・・・

橋を渡る時は転倒しないように、仕方なく降りて押して歩くことに・・・

(一回突風で転びかけてしまいましたが・・・)

 

少し苦労しながら公園に到着

風に苦労したからか、公園に着いた時の写真を全く撮っていませんでした(笑

 

ということで、いきなりこのサイクリングロードのハイライト!(笑

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視界を遮るものは何もなく、東京ゲートブリッジを独り占めすることが出来ます。

 

しかも・・・

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愛車も一緒にフレームイン!

なかなかに良いロケーションです。

 

同じ構図が続きますが、ちなみにこのゲートブリッジ上はちょうど羽田空港に着陸する飛行機の航路となっているので、

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この写真の左上に見えますでしょうか?

この時は小さい飛行機だったので微妙ですが、飛行機も一緒に写真に収めることが出来ます。

 

さて、気を取り直して走り始めますが、やはり風が強い!

海に近いところでは、砕けた波しぶきが少し体に当たるのがわかります。

(帰ったら自転車の入念な洗車をしないと錆びそう・・・)

 

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ここまでの道のりはこんな感じ

狭いですが、照明も設置されているので夜景を楽しみながらのライドも楽しめそうです。

 

公園の反対側に回り込んで行くと

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横にゴルフ場?があるためにこんなバリケードが現れます。

 

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でも、横を見ればオーシャンビュー!

気持ちの良さは失われません。

 

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途中には休憩所も用意されていて、海を眺めながらのんびりするのも良いかもしれませんね!

この日は風が強くてそれどころではありませんが・・・

 

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程なくしてサイクリングロードの終点に到着

こちらはモニュメントが設置されており、海浜公園感を演出しています。

 

海のすぐそばまで降りることが出来て

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開放感を味わえます♪

ちなみに、向こうに見えるあたりは東京ディズニーリゾート

夢の国なのです。

 

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そのまま海沿いに走ることもできます。

 

レンタル自転車で気軽にサイクリングもできるこのサイクリングロード

二人乗り自転車なども用意されており、程よい距離のサイクリングを楽しめます。

 

これから外で遊ぶのが気持ちの良い季節

駐車場も一日500円とリーズナブルな気がするので、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、よく駐車場などでイベントが開催されることがあり、行ってみたら入れない!なんてことにならないよう、事前に調べておくことをオススメします。

日本一の鉱都の歴史 足尾銅山観光

2月も終盤に差し掛かろうかというある日

たまたま平日に休みをもらって朝からダラダラ

ふと、そう言えば鉱山観光を冬にした事がないなぁと考える・・・

 

考えたら取りあえず行動を起こそう!

と言う訳で、自宅のある東京からそれほど遠くない距離にある足尾銅山へ出発

 

高速でビューン!と走って、北関東道の太田藪塚から下道にチェンジ

ここから別名「銅山道路」とも呼ばれる国道122号を北上

途中、草木ダムや丸美屋自販機コーナーに立ち寄りながら目的の足尾銅山観光に到着!

 

400年の歴史が息づく銅山の街

足尾の街に差し掛かると、付近には工場の廃墟などが目に入ります。

一般に「足尾銅山」と聞くと、社会科の教科書で目にした「足尾銅山鉱毒事件」が思い浮かばれるのではないでしょうか?

鉱毒水が渡良瀬川に流出して、田畑が使えなくなったり、毒ガスで周囲の山が禿山になってしまったりと、私の中でも負の印象が強い地名です。

点々と見られる廃墟たちは、この街の繁栄と負の歴史を伝える貴重な存在なのです。

 

さて、この街をぶらぶらと散策(と言っても広いので結構大変そう)するのも良いのですが、この日はこの後に湯西川まで足を伸ばそうと思っていたので、スマートに観光

 

一度も来た事の無かった、足尾銅山観光をとりあえず見てみることにしました。

 

観光鉱山としては珍しい?トロッコに乗って入坑!!

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平日ということもあってか、ほとんど車の止まっていない駐車場を後にするとすぐにこのアーチがお出迎えしてくれます。

ちなみに入坑料は大人820円

このアーチの先にある建物でチケットを購入して、トロッコの出発を待ちます。

 

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ロッコの待合室

待合室はロッジ風の作り

乗り場へ通じる扉の横には坑夫が展示されています。

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時間が来たのでいざ乗車!

乗る前にトロッコの写真でも撮りたいところでしたが、乗客は私の他に1組だけで乗車を急かされそそくさと乗車・・・

 

悔しいので最前列で誰も乗っていないトロッコの運転席を撮る・・・

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ロッコ自体にも運転台が設けられていますが、どうやら出発するときは前に連結されている機関車で走り出すらしい。

 

ガタン!と大きな音と共にゆっくりと走り出す。

やや下りの軌道をかなりスローに走っていることに違和感を覚える・・・

それもそのはず、この最初の区間アプト式だったようで、線路の間に設けられた歯車で急勾配を走っていたのです。

 

ちょっと走るとすぐに駅のような施設に到着し、前の機関車が切り離され・・・

 

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いよいよトロッコだけで入坑です!

これが結構興奮しました(笑

 

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ロッコの全長はかなり短いものですが、これから見学するという雰囲気を盛り上げてくれるので、乗り物好きにはたまらない演出だと感じました。

 

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作業員のごとく坑内に到着

さて、乗るときに撮れなかったトロッコの写真を撮ろうと、思ったのに・・・

 

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運転手のおじちゃんが手際よく引き返して行ってしまいました・・・

もう少し見せてよぉ・・・

 

そんなこんなで坑内はヒンヤリ、と言いたいところでしたが冬ということもあり、もしかしたら外より暖かいかも?と言った印象。

やはりこういうところは夏に来るべきか(笑

 

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それでもやっぱり坑内に線路が敷設されている風景はなんとも言えない、当時の雰囲気を思い起こさせてくれるものです。

 

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いざ坑内を見学!

 

見学エリアは、江戸時代〜近代へと時代を追うように人形が展示されています。

だんだんと採掘方法が発展していった様をよく知ることができます。

この人形たちもなかなか雰囲気があって、ボタンを押すと動いたり喋ったりします。

 

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中には休憩している人形も・・・

いや、当時の休憩の様子を展示しているのですね(笑

 

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この通路は最後の直線、抜けた先は資料館になっています。

いやぁ、この雰囲気が良いですね♪

 

あっという間の坑内の見学。

これだけ有名な銅山ですが、ちょっと短いように感じました。

兵庫で立ち寄った「生野銀山」は見学出来る範囲がとても広く、じっくり見て回るとかなりの時間を要した記憶があっただけに、少し拍子抜けな印象でした。

 

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資料館を出ると、先ほどトロッコで走ってきた広場に出ます。

 

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振り返れば興奮した通洞坑もすぐそばで見ることが出来ます。

 

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この駅で機関車と切り離されます。

ロッコが走ってこないかと少し待ってみましたが、やはり平日

見学者が来ないので、トロッコも走ってきませんでした・・・

 

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こちらが急勾配区間

真ん中に歯車がついているのが見えました。

 

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階段を登って見学は終了!

ちょっと洒落のきいた看板で締めくくります(笑

 

本当はこの先にかなり味のあるお土産コーナーがあるはずでしたが、残念工事中でお土産は何も買えず・・・

 

 

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営業していない大食堂を横目に足尾銅山観光を終了しました。

 

 

この足尾銅山世界遺産にすべく活動をしているそうで、もしも登録された暁にはここが観光客で賑わう時が来るのでしょう。

 

そうしたら、また訪れてみたいと思います。

 

 

淡い光の情景 湯西川温泉かまくら祭り

冬と言えば・・・

と言われて思いつくことは「ウィンタースポーツ」だったり、「鍋」だったり、はたまた「こたつでみかん」と色々とありますが

 

やはり、空気が乾燥しているおかげで風景や光が綺麗に見えるのが冬の魅力

 

寒い中でもそんな綺麗な風景を見ることが出来れば、その感動で寒さも少しは和らぐハズ?

 

そろそろ春めいてきた2月の半ば

家でゴロゴロしているのも退屈なので前から気になっていた「湯西川温泉」へ向けて車を走らせる

 

この日は快晴だったので、途中寄り道して観光もしましたがそれはまたの機会に書くとして。

 

夕方にたどり着いた目的の「湯西川温泉

もちろん、本当の目的は温泉ではなくて、この時期に開催されている

湯西川温泉かまくら祭り」

がお目当てでした。

 

メインとなる会場は平家の里

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この湯西川は平家落人の安住の地ということらしく、周辺の宿も「平家」と歌っているものが多く目につきます。

そんな由来は他に詳しく載っていると思われるので割愛して・・・

 

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とりあえずチケットを買って中に入ります。

 

まだ暗くなる前ですが、既にミニかまくらには火が灯っています。

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暗くならずとも、日本の原風景的な建物と相まってなかなかいい雰囲気を醸しています。

 

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人の入れる大きなかまくらもあります。

良く聞く話ですが、やっぱりかまくらの中は外よりもあったかく感じます。

 

さて、まだ暗くならないので一旦平家の里を出て、近くの河原を目指します。

 

少し歩くと道にかなりの人だかり

その人だかりが向く方へ目を向けるとなんとも綺麗な景色が広がります。

 

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恥ずかしながら、三脚を車に置いてきてしまったので必死に手持ち撮影でした(笑

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しかし、これだけミニかまくらが集まると迫力があります。

 

人の壁をかき分けて橋の上からも鑑賞

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もう本格的な雪のシーズンを終えたのか?

少し雪が少ないようにも感じました。

ただ、吹雪の中だとかまくらの灯りも消えてしまうでしょうから、鑑賞をするには良いタイミングだったかもしれません。

ちなみに、この景色は「日本夜景遺産」にも登録されているそうです。

 

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ぼやけてしまいましたが、この日は満月の前夜(笑

月の灯りも強く、明るい夜空も良いムードを演出していました。

 

さて、暗くなったところでもう一度平家の里へ引き返します。

 

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夜は一層雰囲気が良い!

 

それほど広くなく、見どころが多い訳ではありませんが、ぷらりと訪れるには良い場所だと感じました。

 

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係員の方もフレンドリーで好印象

ゆっくりと見て回れました。

 

この日は平日

きっと空いているだろうと思って行ったのですが、それでもなかなかの人出でした。

観光バスが何台も来て、外人さんが沢山押し寄せてきます。

 

秘境の温泉として有名な湯西川ですから、それほど広い駐車場も見当たらなかったので、もしかしたら休日は駐車場探しに苦労するかもしれません。

 

時間と心に余裕を持って行くと、気持ちよく景色を楽しめますよ!!

あしかがフラワーパークでイルミネーションを見る

すっかり冬の空気に入れ替わった今日この頃

寒くなってくると、空気が澄んで夜景が見えたり遠くまで景色を見通せたりと、冬ならではの楽しみが増えてきます。

 

そんな中でも、やはり冬と言えばイルミネーション

光に集まる虫のごとく、今シーズン初めてのイルミネーション鑑賞に行ってきました。

 

行先は、「あしかがフラワーパーク

 

東京からだと、高速を使って1時間強で到着できる程よい距離感

イルミネーションを見た後でも、車でヒョイと帰ってこれる手ごろな場所に、日本三大イルミネーションに数えられるこのあしかがフラワーパーク

 

昼間はその名の通り、季節を彩る花の鑑賞がメインで、大藤棚「奇蹟の大藤」が象徴的な存在として有名です。

 

今年は、「光の花の庭 ~フラワーファンタジー2018~」としているイルミネーションを開催

2019年2月5日まで楽しめるようです。

 

 

出発はお昼寝の時間

 

今回は本格的なイルミネーションのシーズンとなる12月の土曜日に訪問

都内の自宅を15時頃に出発して、到着したのは16時半ごろ

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既に通常の駐車場は満車となり、園の周りに広がる畑?に設けた臨時駐車場に車を停めます。

 

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臨時駐車場から歩いて5分程で「西ゲート」に到着

こちらも続々と人が集まってきています。

 

チケットを購入して園内に入ると、既に凄い人の数!

道の狭いところはなかなか行きたい方向に進めません。

 

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 それでも少しでも人の少ない方向を目指して移動(笑

これくらいなら歩けますね!

 

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まだ太陽が沈んで間もない時間帯なので、空は綺麗な紫色

そこに光るイルミネーションはなかなか綺麗ですね。

この日は風も穏やかだったので、水面に映る景色もなかなか楽しませてくれます。

 

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フラワーパークと言うだけあり、花がテーマのイルミネーションなので他の有名なスポットとは少し雰囲気が異なります。

 

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空も暗くなってきて、光がより一層輝きます!

 

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何度も同じところから撮ってしまう・・・

 

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バラ?のようなライトが沢山並んでいるエリア

このあたりは通路も自由がきくので、比較的のんびりと鑑賞が出来ます。

 

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園内のあらゆる部分をイルミネーションに活用されているので、どこを見ても光っています。

光に包まれている感覚がとても高いのがこのフラワーパークの特徴かもしれません。

 

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メインの広場からは、山方面に大きなスクリーンのように虹のアークを中心としたイルミネーションが施されています。

時間ごとにシーンが移り変わり、ついつい立ち止まって見入ってしまいます。

ちなみに、この虹色をカメラで撮るのが難しかった・・・

 

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近くに水辺があり、こちらにも虹が写りこんでいました

 

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大きなツリー

この脇には写真撮影スポットがあります。

園内のところどころにこうした撮影スポットが設けられており、ちゃんと並べるように整備もされているのはトラブル回避には効果的に感じました。

 

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とにか光っていない所がないんじゃないか?と思えるほど、イルミネーションが配置されています。

 

ぐるっと回って最後のエリアは、四季の変化をイルミネーションで表現した回廊

その脇にはかなりの人を引き付ける、お城?があります。

 

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まぶしいほど光ってました(笑

 

 

これで一通りの鑑賞は終了

写真には撮っていないエリア

特に、メインの藤棚を表現した部分も見どころの一つですが、とにかく私は人の流れに負けて写真を撮るのを諦めました

 

そして、帰り道

あの、車を停めた畑

ちょうど人が帰り始めた時間だったためか、畑を脱出するのに1時間もかかってしまいました。

それほど広いとも言えない園内に、かなりの人の量

そして、本来作物を育てる畑に臨時に設けられた駐車場

 

是非、心と時間の余裕を持って訪れることをおススメします。

そうでない場合は、平日かクリスマスシーズンを外していかないと痛い目に遭うと感じた、冬の夜でした。

 

 

世界新三大夜景 長崎の夜景を観る

今回も引き続き長崎観光

 

夕方を過ぎて、そろそろ陽も傾き始めた16時

長崎港の遊覧クルーズに乗船することに

 

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今回乗船したのは、長崎港をめぐる港めぐり遊覧船

船に乗って、海の上から長崎港に点在する世界遺産や見どころを見て回る遊覧

 

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本来このクルーズではこの黒い船

その名も「観光丸」に乗るもの

この観光丸、名前の由来が現在の「観光」という言葉の起源ともなった、儒教の経典から引用された名前

なんでも、「光」を「観る」。

つまりは、「その国の光を見れば治乱興廃ぶりがわかる。良き国にするために広く諸国を廻ってその目で確かめる。」という意味なんだそうです。

1850年に同盟の初代の船がオランダのアムステルダム国立造船所で起工され、その後日本に渡り、長崎海軍伝習所等で運用されていました。

初代の「観光丸」は1876年に廃船となりましたが、1987年に復元されたのがこの現在の「観光丸」なのです。

 

ちなみにこの船、近代化産業遺産に認定されていたりもします。

 

と、まぁこんな由緒ある船に乗って文字通り「観光」するハズだったのですが、今回はなんと機関故障で動かせないとのことで…

横に係留されている

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普通の遊覧船でのクルーズとなりました。

 

それでも、乗船までは「観光丸」の中を見学することは出来ました。

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乗ってみると、歴史があるんだなぁと感じます…?

 

さて、出航の時間

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出島ワーフを眺めながら出発です。

 

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船から見ると長崎の街が、本当にすぐ山に囲まれていることがよくわかります。

 

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クルーズでは、三菱の造船所で建設中の船を見たり

 

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点検中のイージス艦を見たり

 

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あの戦艦ヤマトを作ったと言われているドッグをすぐ目の前で見たり

 

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長崎港の玄関にそびえ立つ、女神大橋をくぐることも出来ます。

 

しかし、この時間だと西陽が辛いですね…

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約1時間でクルーズは終了

 

さて、本題の夜景を見に移動します。

1日乗車券を使って再び路面電車に乗車

「石橋」電停で下車して、ここからこの日2回目の山登りがスタート

 

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民家の横の狭い坂道を登って行きますが、なかなか辛い

感覚的には常に15%以上の勾配が続いているよう

車道が現れて、横をすり抜けていく車やバイクもかなり唸りながら登っています。

 

ちょうど日が沈んだ頃、汗だくになってやっとたどり着いたのがこちら

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鍋冠山公園展望台

看板の説明を見てみると、ここの標高は169m

ほとんど自分の足で登ってきたと思うと、普段運動不足とは言え辛い思いをした事に納得

地図で見ると近いので楽勝だと思っていたんですけどね…

 

通常、長崎の夜景スポットと言うと「稲佐山展望台」がかなり有名です。

おそらく世界新三代夜景と呼ばれる夜景も、そちらの展望台からの夜景を指すのでしょう

稲佐山はロープウェイで登ることも出来ますしね!

 

では、なぜ今回は鍋冠山なのか?

単純に徒歩でたどり着ける展望台を探したら、ここが1番近かったのです。

 

それに、ここからだとちょう長大橋の「女神大橋」も割と近く見る事が出来そうだと読んで…

 

さぁ、果たして

 

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「おぉ!!」

思わず声を出してしまうような景色、ちょうど日が沈んだ後の「マジックアワー」も相まって、大きな斜張橋が綺麗に見れました。

そして、肝心の長崎の街の夜景は?

 

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うん、苦労して登ってきた甲斐がありました。

本当に美しい!

稲佐山よりも街を近くに感じられる事、カンチレバークレーンも一緒にフレームに収められる事、これがこの展望台の特色かもしれませんね。

 

長崎港を中心に、山々が街を取り囲むすり鉢状の地形。

これにへばりつくように光り輝く夜景がこの長崎の夜景の美しさの秘密

鍋冠山公園展望台は、稲佐山よりも人が少なく、落ち着いて夜景鑑賞ができる穴場スポットでした。

 

ここから駅まで下るのも、しんどかった…